ZZ-R1100のメンテなど | 2018年 7月29日(日)18時41分 |
この間の車検の後から、ときどきクラッチが滑ることがあり、いろいろ原因を探ってはいるがわからずじまい。 ちょっと調べてみたところだと、クラッチ板の交換はそんなに難しくないようなので、この際交換してみた。
用意した部品は、
フリクションプレート(13088-1107×9)、クラッチプレート(13089-1092×8)、クラッチスプリング(92144-1473×6)、クラッチカバーガスケット(11009-1860×1)、すべてWebikeで純正部品5% OFFのときにポチッとやった。
部品と工具を用意し、作業開始。
クラッチ交換にあたりオイルを抜かなければいけないかと思ったが、どうやらサイドスタンドで立てていれば左側にオフセットされているオイルパンにオイルが溜まるのでオイルは抜く必要はないらしい。
作業のため、右側だけアンダーカウルを取り外しておく。
クラッチカバー周囲のボルトを外し、プラスチックハンマーで全体を叩くこと数分、
クラッチカバーが外れた。
が、これからが大変で、古いガスケットを綺麗に取り除いておく。エンジンのヘッドカバーを空けたときもそうだが、この作業が一番時間がかかる。
古いガスケットを取り除いたクラッチカバー。この後エンジンブロック側も残っているカスを取り除く。
クラッチ板自体の交換は簡単で、
クラッチスプリング6個を外し、
手前から順に外していくのみ。
ちなみにクラッチスプリングの長さ45.3mm(規定値46.3mm、下限値42.7mm)
フリクションプレートの厚み3.0mm(規定値2.7-3.0mm、下限値2.5mm)
どっちも問題ないような気がしなくもないが...
フリクションプレートは、最後の1枚のみ、切り欠きの位置が違うので注意。
クラッチスプリングも交換し、エンジンブロックの合わせ目2箇所周辺に液体ガスケットを塗布してクラッチカバーを取り付ければ完了。
作業で付いた汚れを綺麗に拭取り、まずはエンジンをかけてオイル漏れがないか確認。うん、問題なし。 またがって、クラッチを切って1速に入れる。張り付いてはなさそうだ。 ゆっくりクラッチをリリースする。覚えのある位置で半クラッチ、問題なさそうだ。
工具とゴミを片付け、近所を一回り。とりあえず、問題はなさそうだ。
ちなみに交換時の積算走行距離:44025km
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