Experienceのメンテなど | 2016年 6月19日(日)13時56分 |
天気予報では今日は雨が降ると言っているので、ヘッドパーツのグリスアップをしたついでにハブのグリスアップもしておきた。
2日前の出勤時に雨に降られてしまったので、ハブの様子もちょっと気になるところだ。
Racing3のハブは、これだけのレンチがあれば分解できる。 5mmレンチ×2本でロックナット(?)を外し、3mmレンチで玉押しのロックネジを緩める。 玉押しをクルクルを回して外し、
割りの入ったテーパー状のスペーサと白いシールを外すとベアリングが出てくる。
反対側からシャフトを抜いて、反対側の白いシールを外し、ベアリングを外す。
ハブの構成パーツ、至ってシンプル。
各パーツの汚れをきれいにふき取り、元に戻していく。
両側のベアリングにたっぷりグリスを盛り、シールを取り付け、シャフトを挿入。玉押しを軽く当たるところまでねじ込んで、ロックナットを締める。 ちなみに使ったグリスはFINISH LINEのテフロングリス。
玉押しを回しながら調整し、「ここ!」というところで、玉押しのロックをする。
以前、RS-11のハブもグリスアップしたが、整備性と玉押し調整のやり易さはRacing3の方が断然上。
フロントのハブをグリスアップした後、リアも同様な手順で作業。
リアの構成パーツ。本来ならフリーボディも外すのだろうが、シールドベアリング支持の構造だし、特に気になるようなゴリゴリ感もないので今回は外さないでおいた。
っと、使うグリスでちょっと悩んだことが。 フリーのラチェットとフリー側の玉押しには、もともと同じグリスが塗布されていたのだが、ラチェットにテフロングリスでよいのか???
ちょっと考えた結果、白いシールは位置的にはラチェット部と玉押しの間になるようなのでシール性能を信用して、結局ラチェット部にはフリーハブボディグリスを、玉押し部(ベアリング)にはテフロングリスを使った。
反対側もベアリング、テーパースペーサ、玉押し、ロックナットと外した順に組み立て、フロントと同様に玉押し調整を行いロック。 やっぱりこの玉押し、RS-11よりいいぞ!!
折角なのでスプロケもきれいにして組み付け、ホイールを車体に戻し、チェーンの洗浄&注油をして完了。
さすがにグリスアップしたばかりのラチェット音は静かだが、いつまで持つかな?
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