Solo30のメンテなど | 2021年 7月 3日(土)10時58分 |
納車してから約1年が経とうとしているSolo30号、いつからか、低ケイデンス時にペダルが上死点/下死点を通過するときにフレームに響く異音がするようになっていて、アレコレ原因を探して先日、やっとそれらしいところが見つかった。 ちなみに納車の記事→ http://www.sakanashi
Solo30号のクランクはSRAMのGXP規格のクランクで、構造的には、 ・スピンドルがドライブ側24mmφ、ノンドライブ側22mmφとなっている ・ドライブ側にはID 24mmのベアリング、ノンドライブ側にはID 22mmのベアリングを使うか、24mmφのベアリング+22mmφスペーサを使う ・ノンドライブ側のベアリングに、22mmφのスピンドルを挿してクランクと共にベアリングのインナーレースに固定をして、横方向を固定(ベアリングはBBシェルに固定されてる) ・ドライブ側はベアリングで支えるだけで、ベアリングとクランクの間の隙間にウェーブワッシャが入る となっているが、
先日確認したところノンドライブ側のスペーサに大きな遊びがあって、目視できるくらいグラつく。
恐らく原因はここで、クランクが上死点/下死点を迎える時にスピンドルが上下にカクカク動き、これがフレームに響いていたと思われる。
となると、BBを変えてみるしかなく、いろいろ検討・探して、
TOKENのTF386GXP-TBTを入手。Veleno号で使ってるTripeakのBB( http://www.sakanashi 参照)のように、プレスフィットのBBシェルに、BB自体が真ん中でネジ締めして圧入するタイプのもの。 実はVeleno号のBBは組んでから一度も異音が出たことがなく、しかも外したことがない!? ということで、ちょっと期待している。
まずは最初からついているBBを外す。 真ん中のパイプに段が付いていたので、段に引っかかるサイズのビニールパイプ(ハブベアリングを交換するときにつかったやつ)を挿入してハンマーで叩いたら一発でノンドライブ側が外れた。
続いて、反対側からドライブ側のBBをアレコレパイプを組み合わせてパコーンとやって、
専用工具なして外せました。手前は外すのに使った工具類。
ほとんど汚れていなかったが、BBシェルをパーツクリーナで綺麗に掃除し、
いつものテフロングリスを音を鳴らしたくないところ、水の侵入を防ぎたいところに塗る。 テフロングリスは撥水性がとても高いので、塗っておけば水の侵入を防げるのでやっておくとよい。(ハブやヘッドパーツで実績が多々あり)
グリスを塗ったら、ドライブ側、ノンドライブ側のBBを挿入して締め付け、ベアリング-スピンドルのアダプタ(ドライブ側は24mm、ノンドライブ側は22mm)、ウェーブワッシャを取り付けて、
交換完了。
交換後、クランクをもってグイグイ押したり引いたりしてみる。交換前のBBだと手でグイグイやるだけでカクカク動いて結構な異音が出ていたのだが皆無になった。これは期待できる!
さて、今日はこの後雨が止んで走れそうなので、末っ子のテニスの試合を覗きつつ、どこか試走しに行こうかな。
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